青森ヒバを見てきました。
8月2日、青森県下北半島へ行き、青森ヒバを見てきました。
青森ヒバは、津軽藩統制時代に保護を厳しく行い
『青木一本に首ひとつ』
(青木(ヒバのこと)一本を盗伐すると生首ひとつを切る)
というほど厳しいものでした。
戦後、林野庁のもと、高級良材として伐採が行われるようになり、
社寺建築などに利用されるようになりました。
現在では、400年から500年の高齢級の良材は少なくなり、伐採量も減り
希少価値の木材となりました。
青森では、ヒバの埋没林を経由して、県木連の山土場で原木を見て
青森ヒバの林を通り、恐山へと向かいました。
御嶽山の木曽桧同様、先人が保護して育てた樹齢400年から500年の木材を
戦後の69年間でかなり伐採してしまいました。
50年のサイクルで伐採⇔植林、そして、高齢級の木々がある(オールドグロス)山を
育てていく必要を感じました。