格式のある神社さん
去年末から社寺建築会社様の、格式高い神社の御造営工事に納材させて頂いていました。
第一期工事が終了しましたので、早朝に参拝して拝見させて頂きました。
昨晩に遷宮が終り、雨儀廊と呼ばれる総桧造りの屋根付近の通路は、本日10月25日15時より解体されます。
千年以上も前から続けられている神事です。
屋根に使用されている桧板がなかなかできなくて、夜中までがんばってくれた社員さんの顔が思い浮かびます。
また、昨年末から今年初めに納品させていただきました材料は、桧でも特に腐りにくく、劣化に強いとされている赤身部分で造りました。
良材の原木を挽いてもなかなか宮大工さんの意にかなう品質の製品をとることができず苦労しました。
こうして完成した総桧造りの建物を眺めるとありがたい感謝の気持ちで一杯になります。