秋の優良材記念市
秋も深まり、寒暖の差がはげしくなってきました。
気温が下がり、日差しも弱まると、桧や杉は地中からの水分を吸い上げなくなります。
夏季と違い、桧・杉の原木を長期保管しても劣化が少なくなるため各地で優良材が出材され、その木材を販売する『記念市』とか『特別市』が開かれます。
写真は10月22日に東濃桧白川市場において開かれた『秋の特別市』早朝の様子です。
この日のために、素材(原木)生産者は良材を準備しています。
この日は、株式会社新和建設さんが理事長を務める、濃飛建設事業者職業訓練協会(大工学校)から生徒さんも見学に見えました。
この時期を前に製材業者は保存しにくい夏切りの原木在庫を減らし、仕入れに走ります。
特別な相場で、高値になることもあります。
昼12時から入札開始です。