高野槇を製材
営業の中島です。
先週、高野槇の製材を棟梁の立ち合いのもとで、行いました。
当日は6名の方々がお見えになり、熱心に製材の工程を見ていただきました。
そもそもこの材料は何に使われるかと言いますと、川船に使う材になります。
槇の木はとても軽く浮力が強い為、水に良く浮きます。
また赤身は水に強いので腐りにも強いです。
この槇は冬切りの木なので、切り時期も良いです。
節も少なく、とても良い材料が挽けました。
高野槇の匂いをちゃんと嗅いだ事が無かったですが、槇の匂いが一面に漂います。
全然嫌な臭いでは無く、良い香りでした。
かなりのボリュームになりました。
高野槇は今では、希少価値の高いもので良い丸太は高値になってしまいます。
今回の製材で約3~4艘分の材料が出来ました。
是非、船を作る所も見せて頂きたいと思いました。