秋のお祭り
社長の藤井です
11月は近くの神社で秋祭りが行われます。今年は地元の自治会長を引き受けたため、お祭りの準備から参加することになります。
子供のころ遊び場だった神社に久しぶりに行くと、懐かしい場所は全てが小さくなっていました。
380年前この場所が大雨により荒れたため、御先祖様が祭りこんだのが始まりです。 その頃から毎年神事を行ってきました。
神社には、樹齢の古い太径木が境内にあるところをよく見かけます。
黒川の小さな神社にも、杉と桧の太径木が植えられています。
昔の人は、木は古木になると精霊が宿ると思われているのか、神に通じると思われているのか、特別な存在になるようです。
私も、樹齢400年近い桧の高齢級の原木を製材し、丸太が製材木を通してはじめて割れたとき、騒がしい製材工場がその瞬間、全ての音が消え、強い桧の香りが漂うということを何回も経験しました。
今回の秋祭りで、この神社を祭った先人は、この桧と杉をどのような想いで眺めていたのかなと少し考えさせられました。