2015年初市
1月9日、東海木材大口市場で今年の桧、杉原木初市が開催されました。
写真は快晴の中、大口市場の鈴木社長が挨拶されている写真です。
初市には相場とかけ離れた高値で良質な桧、杉原木が競り落とされることがありましたが
今はそのような「祝儀相場」はありません。
しかし、年末と比べると太径木の桧良材は10%近くの高値で競り上がりしました。
これは年末年始雪が多く、山林に入れず伐採できなくなった為に市場に桧、杉の良材が減った
「無い高」ではないかと考えられます。
この初市の雰囲気は、製材業者の1月の縮図です。
風雪に耐えて年輪を重ねてきた東濃桧の高齢級の良材は、相場に左右されることなく
高値で取引きされ、サプライチェーンすべてが適正利益があり育林にお金がまわり
森林と共生できる社会を望みます。