木曽初市
社長の藤井です。
木曽谷の入り口、中津川坂下にある木曽官材市売協同組合 坂下土場にて、1月14日「初市」が開かれました。
木曽桧ののぼりです
江戸時代には、尾張藩より『青一本に首一本』と伝えられるように、針葉樹を伐採するものは打ち首にするという厳しい保護の下、長野県と岐阜県に位置する御岳山山麓では、高齢級の木曽五木桧・椹・ヒバ・ネズコ・コウヤマキが育てられました。
戦後の伐採により希少な木となり、高値となってしまいました。
今は、トーホーの主力原材料は「東濃桧」ですが、私が子供の頃は「木曽桧」が主力で祖父に連れられて、長野県では王滝や上松、岐阜県側では飛騨小坂、久々野、下呂の営林署へ入札前の下見に行ったことが懐かしく思い出されます。
細かすぎて樹齢が数えられません。おそ らく250年生くらいでしょうか。
よい桧を育むためには、200年、300年の計が必要ですね。
気候がよく、良質な樹が育ちやすい東濃地方でも、高齢級の桧の太径材を育てたいですね。