型挽き
社長の藤井です。
社寺物件の部材、破風とかスミ木、裏甲などの曲がり部材は、型に合わせて製材します。
今回は、建設会社様からいただいた型をフィルムにうつして寸法を確認します。
型にはまる丸太がようやく見つかりました。
桧 長さ9m 末口50cmで、年輪が均等に細かく良材です。
型をあてると、長さ・巾がぴったりはまります。
売主に話をつけて、すぐに会社に運搬します。
高額で難しい挽き物は、私が立ち会うようにしていますが、
来客中に土井君は、型に合わせて挽いてしまいました。
末に1ヶ所 節があるだけです。
もう1枚も良いものが挽けました。
厚み16cmの木裏も、節は少なく検査には合格がもらえそうです。
割れ止めを塗り、乾燥割れがないように乾燥工程に入ります。