杉の建具材
社長の藤井です。
杉の原木を購入しました。 長さ4m、末口の直径は72cmです。
末からの写真です。ちょっと色黒で芯の近くの割れが気になります。
年輪はかなり細かいです。 樹齢200年は経っています。
元からの写真です。
芯の割れと色黒が心配です。
製材で柾目に挽いてみると、心配した色は天日干しすると薄くなり、気にならない程度で、芯の割れもひどくありませんでした。
杉の乾燥は、天日干しの自然乾燥で、雨風にあて30日~40日ほど建て干しすると色が薄くなり、仕上げると美しい光沢が出ます。
建てる作業が重くて大変です。
しかし、天然乾燥した杉の柾板は、驚くほど軽くなります。
杉の原木を調達する量が限られますので、『杉の建具』は限定品となりますが、無垢の杉建具の材料を御希望の方は是非、お問い合わせください。