社長の藤井です。

冬切りの国産樅を立て乾ししています。

12月～2月に伐採したものが冬切りです。

気温が上がった季節に伐採された樅は、変色したりカビが入るため、製品になりません。

立て掛けた樅は、土場にある丸太の日よけにもなります。

乾燥後、半製品にした樅の板です。

北米産樅や欧州樅と異なり、削り加工がしやすく割れ不良が少ない特徴があります。

「地産地消」日本の気候にあっているでしょう。

印刷前の木札です。

コロナ禍が終わり、注文が増えています。

樅枡の半製品です。

国産樅は乾燥すると無臭なので豆やブランド米を入れるお客様が多く注文をいただいています。

近年、北米産スプルスが円安と自然保護のため、名古屋港に輸入量が減り、

円安も重なり40%以上も高値で、質も悪くなっています。

トーホーでは手持ちS.P(スプルス)が減っているのを国産樅で補う予定です。