五重の塔観光
社長の藤井です。
山口市の国宝瑠璃光寺五重塔です。
この日は、小雨でしたが、池に樹木に塔が映えて写真以上に美しいです。
変化興亡の激しい今、このような美しい建物を目にすると、時が止まり心が吸い込まれるようです。
どんな木材が使用されているのかが気になったので、近くでよく見てみると、桧がふんだんに使われていました。
奈良県の法隆寺・京都の醍醐寺とならぶ日本三名塔のひとつと言われているだけあって、建築技術も素晴らしいものでした。
木質は古く変色してよく分かりません。芯柱が見たくなり、ガイドさんに「建物の中を見せて頂けませんか?」
と頼むと、「中には入れません。扉を開けるのは年一回だけです。」ときっぱり断られました。まあ、当然ですね。
室町時代、この地を治めた大内氏により建立されたと記されています。当時の栄華と力がうかがえます。
明治維新の頃に、西郷隆盛らが薩長連合の密議を行った枕流亭も移築されています。後世に残すものばかりですね。
今回、案内してくれた友人夫妻には心より感謝します。