5月原木市
社長の藤井です。
5月15日、東海木材大口市場で半月ぶりに原木市が開かれました。
ゴールデンウィークで市が開催されず、日数があったため、桧原木の出材は多く、買い方(お客)もいつもの市日より多く駐車場も一杯です。
日差しが強く夏日です。
木々は根から水を吸い上げ、樹皮がめくれやすくなってきました。写真手前の桧丸太は皮がめくれています。
樹皮のない桧原木に初夏の強い日差しがあたり、表面の水分が蒸発して、ひわれ(クラック)が入り、桧丸太からつくる製品の歩留りが悪くなります。
樹皮はとても保水力が高く、少しでも樹皮がついていると、桧製品の乾きが悪くなります。
良い桧製品を作るためには、原木のときは樹皮がついていて保護されている、製品にしたら全て樹皮をむくということが大事です。
これからは、だんだんと暑くなり、とても気を使う季節となってきます。