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階段の廻部分のお話

営業事務の村雲です。

 

今回は階段の「廻部分」のお話をしたいと思います。

階段には、ストレートに上るだけのもの、90°や180°に曲がって上るものがあります。

この90°や180°に曲がるのに必要なのが、「廻部分」や「踊り場」です。

上の写真は、加工途中の「廻部分の踏板(廻踏板)」を撮ったものです。

ハギ加工した板に、黒い線が引いてありますね。

これは廻踏板を取るための目安で、1枚のハギ板から2枚の廻踏板を取ろうとしています。

どういうことかと言うと・・・

上の図のような、左まわり180°曲がりの階段があったとします。

みどりの線は、廻踏板(5~10段)の木目を表しています。1段ごとに方向が違いますね。

これを四角形の板から1段ずつそれぞれの形にすると、歩留りが良くありません。

そこで、同じ木目方向で取れる「5,8段」「6,9段」「7,10段」でペアにして、

1枚の板から2枚取りを行います。(上画像の右図のようなイメージです。)

木目を意識することで耐久性に優れ、見た目もスッキリします。

皆さんのおうちの階段でも、よかったら見てみてくださいね。

 

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