朴葉ずしと鮎の解禁
社長の藤井です。
一年を通して昼間の長い季節になりました。
この日は、夜明け前からどこかで人の声がしたり、車が動く音がしたりしていました。
鮎の友釣り解禁を楽しみに待ちかねた人達でした。
今年の解禁日はあいにくの梅雨空です。
今年の鮎はどうでしょうか?この数日雨が多く、川の水量はかなり多めです。
私が子供の頃、鮎の解禁の日、朝早く川にいる父に、弁当を届けていたことが思いだされます。
朴葉ずしでしたね。
朴の木の葉を二つ折にしてあります。
具はそれぞれの家で異なり、朴の葉の香りがします。
この季節 朴の木は、大きな葉を広げます。
この葉には、殺菌作用があるとされ、昔から岐阜県では、朴葉ずしや朴葉もちが作られています。
また朴の葉は、火に強く飛騨地方では、朴葉の枯葉に味噌をのせ、火であぶり
朴葉みそ(焼き味噌)としてご飯のおかずにします。
先人からの習慣や地域の食文化を将来に伝えていきたいですね。