社長の藤井です。

広葉樹でマスを造りました。

1つ目は、欅(けやき)です。

ちょっと黄色く、堅い木です。

狂いやすいので、木柄の良い物を選ばないと全く使えません。

社寺建築にもたくさん使われます。

2つ目は楢(なら)です。英語名は、オーク。

家具や酒樽などに使われます。

近年国内では、ナラ枯れ被害で希少木となっています。

3つ目は、桜です。

カバ桜で造りました。日本文化の象徴が桜の花です。

桜は種類が多く、ヤマザクラ･ソメイヨシノ･ミズメザクラなどがあります。

フローリングや玄関の式台などに使われています。

杢目が美しいですね。漆(うるし)で塗装して杢目を楽しみたいですね。

4つ目は、榧(かや)です。

これだけ針葉樹です。

高級碁盤に使われます。

独特なにおいがします。まっ黄色です。

5つ目は世界の銘木チークです。

家具･楽器･船舶に使われます。

産地は、東南アジアで加工しやすく、狂いにくく耐久性の高い木です。

これも、希少木です。

広葉樹には、道管が有り水分がもれてしまい

酒を飲むマスとして使用するには、もうひとつ塗装などの

手を加える必要があります。

マス部のみなさんには創意工夫し、一生懸命造って頂きありがとうございます。

マス製造の若きリーダー、T君には申し訳ないですが

もっと色々な木を加工し、木のくせをつかみマスに加工してみます。