製材技術者担い手研修
社長の藤井です。
東濃桧品質管理センターによる、今期2回目の担い手研修です。
テーマは、「山の見方 木の見方」です。
講師は、岐阜県森林組合連合会の参与、川辺 武様です。
北向き斜面の立木を買うと良い、樹齢の見方などを聞きます。
次に素材(原木)の見方です。
原木を見て里山の木か、山の中腹かてっぺんか
山の向きを判断する方法を伝えます。
この日は珍しく、椹(サワラ)の高齢級の丸太が出品されています。
栂(ツガ)の出材も多くありました。
椹、栂は、今は希少木です。
午後から雨が降り始めましたが、100年生の桧の森へ入ります。
成長力の有る木の見方などを学びます。
林の奥に白く円柱に見えるのは、中に桧の苗が入っています。
日本鹿などの獣害から守るためです。
シカやウサギは、どんぐりなど食べる樹が減ったからでしょうか?
20数年前のトーホーは、立木の仕入れが多く
私は上司に指導頂き学びました。今となると貴重な知識です。