2月原木市
社長の藤井です。
2月9日金曜日、この月の大きな市がたちます。
前日の夕方、必要な原木の下見に行きました。
日が傾き、冷たい風が吹き始めました。
今回は、特種材の出品が多くあります。
太い径や長尺の桧が多くあります。
末口の径が、40cm~50cmの桧丸太が多く有ります。
この日にあわせて依頼していた、桧丸太12mの長さで末口40cmの径が
山から運搬されていたので見に行きます。12mまっすぐな桧です。
これだけ直木は、なかなかありません。
日が沈み、足元が見えなくなってきました。
翌日は快晴です。売り方(仕入れ)も多いですね。
今回は、破風用の曲りで太い丸太に競りが集中します。
どんどん競りあがります。
逆に末口30cm以下の桧丸太には、客がつきません。
最後には、木曽桧が出品されています。
樹齢400年以上です。
見ているとこの木曽桧に、心がすいこまれて
周りの音や気配が消えてしまいます。
長年木を見る仕事を生業としていますが、
説明できないこんな思い年何回かあります。