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木のはなし

積雪と木

降雪の日、雪の重みで竹は、頭を下げています。
桧は枝が下がっています。
これ以上の積雪があると枝が折れたり幹が裂けたりする雪害が発生します。

また、雪圧により写真のような根曲りが出来てしまい、用材として使えません。

38(サンパチ)豪雪や37(サンナナ)豪雪など、積雪が異常に多い年を除いては、岐阜県東濃地方は、積雪が少ないため雪害のない気候風土です。

冬は、-10℃以下まで冷え込み、内陸部で台風被害の少ない地理が良質な木材を育み、「東濃桧」ブランドが形成されました。

近年の木材(原木)の流通は、合板・集成材(CLT)・バイオマス発電の3つの大きな流れが確立しています。安価で大量に取引されます。

現在のトレンドとは異なり岐阜県東濃地方の木は、育ちが遅く良質材であるため高級材として取引される木材です。

いずれ良質な木が、求められる日が来ることを望みます。

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